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「ルーブル美術館展 愛を描く」国立新美術館に行ってきました。

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<感想>
六本木の国立新美術館で開催中の「ルーブル美術館展 愛を描く」に行ってきました。

 

話題の展覧会ということで、混雑が予想されたため、東京国立近代美術館の「重要文化財の秘密」の時と同じように、夜間開館日を狙って夜に行きました。

それでも、そこそこ混雑しており、絵画の横にある説明文のプレートを読むのに気を使わないといけない感じでした。

ただ、絵画の前に二重三重の人がいて、ゆっくり鑑賞できないというほどではなかったので、気に入った絵画をじっくりと鑑賞することができ、不満はありません。

 

展示は、第Ⅰ部から第Ⅳ部の4部構成になっており、第Ⅳ部のみ写真撮影ができる形になっていました。

写真撮影可能な展示の場合、周りのスマホの撮影音が気になって気が散ってしまうことがあるため、撮影可能なゾーンと撮影不可なゾーンに分けてもらえたのはよかったです。

 

この展覧会では、愛をテーマにした絵画が74点展示されています。

愛と一言で言っても、多様な愛があり、キリスト教の愛、古代神話の愛、恋人の愛、親子の愛、犠牲の愛、夫婦の愛、かりそめの愛などが描かれていて、興味深いです。

 

筆者が一番心に残った作品は、作品番号60のジャン=バティスト・ルニョー「『快楽』の抱擁からアルキビアデスを引き離すソクラテス」です。

遊女と遊んでいるアルキビアデスをソクラテスが怒った表情で連れ出そうとしているという場面で、筆者は、本能を優先するのか理性を優先するのかという究極の選択を迫られている悩ましいシーンだと解釈しました。

 

ミュージアムショップで、この作品のポストカードがあったら購入し、家に飾ろうと思いましたが、この作品のポストカードはありませんでした。

公式図録の解説を読んだところ、このシーンを最初に描いたのは別の画家で、別の画家が描いた作品をサロンで観たルニョーがインスパイアされて描いたのがこの作品ということで、いわゆる二番煎じだからなのか、あまり人気も評価も高くないのかもしれませんね。

 

この展覧会を観た後は、六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーに移動し、「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」を鑑賞しました。

<開催概要>
「ルーブル美術館展 愛を描く」
国立新美術館
2023年3月1日(水)~6月12日(月)

(巡回情報)

京都市京セラ美術館
2023年6月27日(火)~9月24日(日)

 

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